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富士塗工の魅力は職人の若さとエネルギー!描く未来を見つけるのは自分

神奈川県横浜市を拠点に戸建て住宅の外壁塗装工事からビルやマンションの大規模修繕工事まで幅広く塗装業務を扱う富士塗工です。創業から10年余り、順調に事業を拡大し社員数も今では20名ほどになりました。

職人の入れ替わりが激しい建設業界ではありますが、富士塗工には5年10年と腰を据えて塗装に向き合い、着実にステップアップしている職人が多くいます。今回ご紹介する田代もそんな一人です。入社7年目にして課長として現場をまとめ、後進の育成にも力を注いでいる田代ですが、あらためて会社の魅力や仕事のやりがい、今後のビジョンなどを語ってもらいました。

富士塗工にはどのような経緯で入社したのですか?

前職はまったく異業種でしたが、塗装の仕事にはもともと興味があったので思い切って転職を決意しました。実は塗装に惹かれた理由が「簡単そう」だったからです。今になって思うとただのイメージに過ぎないのですが「塗るだけだし、何だか楽しそう」って。完全に甘く見てましたね。とにかく安易な気持ちで塗装の世界に入ってしまったというのは事実です。家が近かったというのもありますね。

塗装の仕事はイメージ通りでしたか?

塗る楽しさは思った通りでした。今でも塗る時はワクワクした気持ちでやっています。しかしイメージ通りだったのはそれだけですね。塗装の仕事は塗る前の準備がものすごく大変なのです。現場の段取りをしたり、塗料を必要な分だけ手配したり、道具一式を現場に運んだり…そしてしっかりと養生をしてからやっと作業に入ります。これらの大変さもありますが、何よりも塗料が重いので物理的なキツさもありますね。

どのようにステップアップしていきましたか?

「簡単そう」と思って入った塗装の世界ですが、やはり一人前の職人になるまでの道のりは長かったですね。一通り仕事を覚えるまでには2~3年かかりました。そして、職長として現場を任されるようになるまでにはさらに2~3年。私が職長になったのは5年目くらいですね。まったくの未経験だったので、本当にゼロからのスタートでした。しかし、一人前になるまでの期間が辛いものだったかどうかというと、そういうことでもないですね。同世代の職人は多いですし、みんな若いので勢いがあります。切磋琢磨しながら刺激を受け合って成長していったという感じですね。

塗装の仕事を続けられる理由は?

いつの間にか7年も経っていますが、やはり好きだから続けていられるのだと思います。戸建ての外壁塗装の現場ではたいがい足場をかけますが、塗っているときは全体が見えませんよね。それが完成して足場が外れた時に、すっかり生まれ変わった外壁を目の当たりにして「おおー!」って感動します。キレイになったなって。自画自賛ですよね(笑)。自分の仕事が結果として目に見えるっていいものですよ。

富士塗工の職人はどのようにステップアップするの?

富士塗工は「社員のやりたいことをやらせる」会社です。ステップアップの道はひとつではなく、一人一人がそれを決めていきます。入社間もない職人はまだピンとこないかもしれないですが、周りを見渡すと同じ社内にもいろいろな立場の人がいることに気付くと思いますよ。現場を離れて施工管理の道に進む人もいますし、職人としてステップアップして職長や親方になっていく人もいます。独立をして協力会社として関りを続けている人もいます。本当にいろいろですね。だから自分の方向を見つけたら、そこに向かうために「今何をやるべきか、何を学ぶべきか」ということをみんな考えていると思いますね。お手本になる先輩はたくさんいるので、本人のやる気次第で着実にステップアップできますよ。

未経験で入社したら、どのような教育が期待できる?

富士塗工に入社したら、経験を問わずまず現場に連れて行きます。いきなり現場に出されてびっくりするかもしれませんが、実際に見て触れて覚えることが最良で最短の教育だと思っているので、未経験でもすぐに現場デビューさせてしまいます。しかし、決して無責任に現場に出しているわけではありません。そこでは職長や先輩職人の実践的な指導を受けることができ、手ごたえを感じながら毎日技術を学ぶことができます。塗装は手仕事です。頭で理解するよりも、リアルに手を動かし、失敗を繰り返しながら少しずつ体得していくのが最善の方法だと思っています。そして、一人につき一人がべったりと指導につくようなこともなく、先輩であれば誰に聞いてもいいという環境を用意しています。やり方、考え方は先輩職人ごとに違うと思いますが、正解がひとつということもないので自分にあったものを見つけていけば良いのではないでしょうか。

会社としてユニークな取り組みはある?

職人には20代が多いので、みんなすごくアクティブですよ。社内イベントや飲み会も多く、また自分の趣味を部活化しちゃってますね。富士塗工には「釣り部」「テニス部」「アウトドア部」などいくつかの部活がありますよ(笑)。かといってこれらは強制ではなく、仕事だけに専念してオフの日は100%自分のプライベートに充てるというのもアリです。それぞれの過ごし方を尊重していますが、仕事以外にも楽しいことがたくさん用意されているのが富士塗工らしさですね。

お客様が富士塗装を選ぶ理由は何だと思いますか?

塗装の技術に関しては、正直ずば抜けて他よりも優れているということはないと思います。そうなると会社としての対応や職人の態度などが評価されているのではないでしょうか。富士塗工には「来た仕事は断らない」というモットーがあり、工期や予算が厳しくてもなんとか折り合いをつけて気持ち良く引き受けるようにしています。そして、私が言うのもなんですが富士塗工は社内の雰囲気が温かく、そういうのが傍から見ててもわかるのだと思います。職人の挨拶も徹底していますし、生き生きとやっている様子は見ていて安心できるのでしょう。おかげさまでリピーター率が高いですよ。

今後の目標は?

独立志望の人もいますが、私は富士塗工でまだまだやっていきたいと思っています。会社としても順調に伸び続けていますし、今後の発展に自分も貢献したいという思いがありますね。管理の道ではなく、職人としてどんどん技術を極めていきたいです。安易な気持ちで入った塗装の道ですが、今ではプロとしての自覚をもって誰にも負けない気持ちでやっています。自分の腕を信頼しているので、まだしばらくは職人として続けようと思っています。

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