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千葉県を拠点として関東全域でシーリング工事を行う帝成ライズです。今回は帝成ライズの社長に、未経験で職人を募集するにあたり、気になることを色々聞いてみました。

シーリング工事は未経験や女性でも働けるの？

まず、シーリングは重労働ではありません。そのため、未経験であっても、女性であっても、働きやすいです。

シーリングの仕事内容は主に、外壁のタイルとタイルの間や、ドアまわりの隙間をシリコン材料などで埋めていくことです。
戸建て同様、マンションやビル、タイル、コンクリートの建物にも同じ原理で施工をします。

帝成ライズではリフォームの施工を中心に行っています。もともと入っているシーリングを撤去する作業から始め、ふちにカッターを入れて切り取ってから作業を行います。もちろん、隙間をしっかり埋める目的のものであるからこそ、取り去る際は力が若干必要です。

ちなみにシーリング撤去の施工をするには、国家資格が必要です。この資格があれば、大手ゼネコンからも仕事を請け負うことも可能です。

当然ながら、取得すれば仕事において大きく活用できる資格です。その分、生半可な意識で取れる資格ではありません。ただし、未経験の方や、女性の方でも、向上心と仕事への熱意、知識への積極的な吸収の意欲があれば限りなく取得できるに値します。だからこそ、未経験の方や、女性の方でも、キャリアアップの一つとして挑戦できる大きなチャンスです。その際は私も全面的にバックアップしていきますので、どうぞ心置きなく目指してください。

シーリングって、どこが大変なの？

主にカット仕事が大変です。ただし、女性でも出来る仕事です。むしろ、テクニックや器用さが必要とされる仕事なので、細かい作業が好きな方であれば誰でも向いていると言えます。

具体的には、「こういう方向でここからカッターを入れたら、すんなり切れる」などのコツが必要なので、そういった技術をつかむのが好きな方です。

一方で、シーリング業界はすでに、女性で独立している方も少なくありません。シーリングはシンプルな仕事、1mいくらの世界です。それゆえに数量で対価を受け取ります。カッターを引いた分だけ、お金になるのです。

職人の仕事といえば、ガサツ、臭い、汚れる、朝早いというイメージが付きまといがちです。しかし、シーリングの仕事は違います。
シーリングは器用であること、キレイ好きであること、現場の段取りや管理ができることなどが前提として必要な仕事です。そのため、世間的な職人仕事のイメージでは、何一つできないと言っても過言ではありません。
もちろん、弊社では未経験の方でも行えるように現場の段取りや管理についてもしっかり教育する体制があります。
以上のことから、本当に努力した分が利益となる仕事です。だからこそ、シーリングは未経験や女性の方でもやりがいをつかみたい方に打ってつけと言えます。

新築の場合、シーリング工事はどんな作業をするの？

はじめに、シーリング工事の現場は戸建てと大規模の2種類に分けられます。
工程としては、まず足場を組み、大工が木材や枠を作り、壁を貼り、シーリングを打ち、外壁の塗装をし、最後に足場をバラします。これが基本的な作業工程となり、戸建てでもマンションやビルでも規模の違い以外はありません。

新築の場合、シーリング工事は貼られた壁の隙間やドアや窓まわりの隙間を工期中にシリコン材料で埋めていく作業が基本的な仕事です。

必要な工期としては、戸建ての場合、平均的には300〜400mほどのシーリングを打ち込んでいきます。そのため、３日ほどかかります。マンションやビルの場合、1万mを超えるので、1ヶ月から4ヶ月かかります。

ちなみに、弊社ではマンションやビルの場合、大手ハウスメーカー（住友林業や大和ハウスなど）からのリフォーム依頼も承っています。そのため、現場によっては新築でなくとも同様の作業を行います。

シーリングで使用する道具は？

主に5つ、マスキングテープ、プライマー塗料、シーリング材、コーキングガン、仕上げベラです。

マスキングテープは、シーリングを打ち込む隙間（溝）の周りに貼る保護テープです。これをキレイに貼ることで、プライマー塗料の漏れ出しや、シーリングの漏れ出しを防ぎます。そうすれば、最後の工程でマスキングテープを剥がすと、シーリング材の美しいラインが現れるというわけです。

プライマー塗料は、シーリング材を隙間に定着させるための接着剤のようなもの です。この下準備があるかないかで、隙間に打ち込んだシーリング材が後の経年劣化で縮んだりした時に隙間から剥がれる被害を大きく抑えられます。

シーリング材は、ドアや窓まわり、壁と壁の隙間や溝を埋めるシリコン製のゴムのようなものです。シーリング材は液状にして隙間を埋めたら硬化して完成となります。これにより、家を劣化させるカビや水分、汚れが入ることを防ぎ、地震の際はクッション材となって、家をダメージから守ります。

コーキングガンは、液状にしたシーリング材を隙間に打ち込むための注射器のようなものです。液状のシーリング材は酸素に触れ、冷えると硬化が始まります。一度硬化してしまったシーリング材は基本的には同じ液状には戻りません。そのため、コーキングガンで隙間に的確かつ素早く、必要な量を流し込むこともシーリングでは重要です。

仕上げベラは、シーリングを打ち込んだ部分ではみ出した部分や均等に詰まっていない部分を、シーリングが硬化する前に整える道具です。これにより形を整えることで隙間にみっちり詰まった美しい表面が仕上がります。

社長はどんな会社づくりをしてきたいですか？

まず、会社の色を作りたいです。言い換えると、弊社ならではの魅力や特徴を生み出したいです。しかし、会社の魅力や特徴を生み出すことに気をとらわれてギスギスした社内にはしたくありません。そもそも、会社を大きくすることが私にとって最重要のことではないからです。

個人的に重要なのは、お互いに信頼をし、敬意が持て、何かあっても共に乗り越えていきたいと思える仲間がどの社員にもいる組織やチームとなることです。

責任は社長である自分がとります。だから、社員には思う存分、仕事でしたいことを頑張ってほしい、挑戦してほしいという考えです。現実的でない目標を掲げたり、押し付けたりする前に、一人一人と向き合い、みんながこれだけ頑張ったから、ここまで会社が大きくなったんだと言いたいです。また、そう言い合えたら嬉しいです。

自分はあくまでも、仲間を引っ張るリーダーとして、暗闇に浮かぶ確かな道しるべとしてできることをしていきたいです。

帝成ライズでは、お客様を尊重し、仕事に美意識を持て、職人としての探究心や向上心の旺盛な方であれば、とてもやりがいのある会社であると自負しています。そして各々の努力に応じた確かな対価を払うことを大切にしています。
弊社では、スタート地点が職人として経験のある方でも、未経験の方でも、女性の方でも、問題ありません。本人がそこからどう活躍するかが重要だからです。意欲が旺盛の方、まずはぜひ募集要項をご覧ください。



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