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20代の若手職人から見た共新工業とは?

こんにちは、神奈川県横浜市を拠点に左官工事を請け負う共新工業です。今回は20代の若手職人、澤口良平から見た共新工業の魅力について述べていきたいと思います。

入社のきっかけは?

高校時代、進路を迷っていた際に、同じく共新工業に勤める親戚のおじから左官職人の道をすすめられたのがきっかけでした。もちろん左官仕事については、実際に仕事に就くまで詳しくは知りませんでした。

会社はどんな雰囲気?

こだわるところはとことんこだわる雰囲気があります。左官仕事はお住まいの見た目を一番決めるからこそ、本気をかけた仕上がりも、中途半端な仕上がりも、その後で何年もずっとお住まいの見た目として残ります。それならば、しかとこだわった作品として輝き続けてほしいという意思を会社全体から感じます。

また、お客様と顔を合わせた際に、挨拶を徹底しています。外壁はお住まいの見た目を一番決めるものです。そちらを任せていただく以上、お客様とのコミュニケーションを通じて、職人たちを信頼していただくことは重要です。だからこそ、現場の職長や社長だけでなく、職人たち全員が挨拶をはじめとしたコミュニケーションを意識しています。

左官仕事の楽しさ、やりがいは?

やはり、お住まいの第一印象となる見た目を決める大事な場所だからこそ、お客様から仕上がりを「キレイですね」と言ってもらえた瞬間一番やりがいを感じます。

ちなみに、今の自分を評価するなら、10段階中の5段目といったところです。そんな身ですが、今の自分の全力を認めて貰えた瞬間は何より嬉しいものがあります。だからこそ、お客様に褒められるのは、これからの伸びしろをさらに成長させたいと強く思える瞬間でもあります。

教育体制は?

先輩一人一人が丁寧で段階を踏んでくれる教育体制です。

まずは先輩たちが一連の動きを見本として実演してくれます。そこで使う道具の名前や、養生の貼り方、材料の練り方を知ることから始まり、壁に塗っていく方法を知っていきます。

その際に、失敗をしても怒鳴られることはありません。誰もが最初は初心者だからこそ、一つ一つを優しく丁寧に教えてくれます。

現場に出ても、一緒に先輩が動いてくれるので、全体の流れをつかんで理解することがしやすいです。その上で細かいところも教えてくれるので、知識や技術の理解と定着をさせる上でとても頼もしい教育体制だと感じています。

個人的にまだ始めたばかりの頃、一番難しかった記憶は壁に塗る材料を準備する工程でした。
実際に左官で使う材料を練る時は、弊社ではミキサーを使って混ぜます。どんな現場でも持っていくことができ、材料に水を入れて調合するだけで良いので、大変合理的です。しかし、佐官で使う壁材は硬すぎても柔らかすぎてもいけません。そこで、水の加減をしっかり覚えられるよう、先輩たちが丁寧に実演をまじえながら教えてくれて大変ありがたかったです。

ちなみに塗る時もまず先輩に見本を実演してもらい、次に自分が実際にやるという方法です。そこで塗り方が手慣れなかったり、少し動きが良くなかったりすれば、効率の良い道具の使い方や手の動かし方を再び実演してくれます。

何より、分からないことや気になることが湧いても、現場ごとに先輩たちが教えてくれますし、その場で聞きやすい環境があります。だからこそ、成長するのが楽しいと思える教育体制です。

社長はどんな人?

気さくで優しいと感じます。まず、朝礼で声をかけてくれ、そして社員たちが現場から会社に帰ってくればおかえりと言ってくれます。

そして温かい人柄です。社員の調子や具合を心配して、こまめによく声をかけてくれる点がとても誠実な印象です。社員一人一人ときちんとコミュニケーションをとって、社員たちのことを考えてくれていると感じられます。そこが個人的に社長をとても好ましいと感じるところです。

先輩たちはどんな人?

まず、ベテランの職人さんたちが多いです。

ですが、勝手な思い込みで怒ってきたり、注意してくる人たちはいません。もし注意してくることがあるなら、それはちゃんとこちらが何かミスを起こしている時です。

もし後輩が何かミスを起こしていても、対処法を聞いてる側が納得できる言葉で教えてくれます。そこが個人的に先輩たちをとても頼もしいと感じるところです。

先輩たちから感じたことは?

仕事への姿勢がみんな良いことです。仕事のスケジュールをしっかりと一人一人が理解しています。だから難しい現場でもしっかり心の準備をして意気込む方が多いです。

ちなみに左官は一軒家の外壁を塗るという一見シンプルな仕事です。だからといって、先輩の誰もがどんな状況でも手を抜いたり、仕上げが雑になることがありません。暑い日があるからといってだらけませんし、寒い日があるからといって縮こまりません。誰もが堂々と丁寧に仕上げていきます。だからこそ、評価されるのだと感じさせられます。

そういったことを感じさせられるたび、私もそうあろうと背筋が伸びます。また、その姿勢を貫いたからこそ、仕事ぶりをお客様から評価されるのだと実感するたび、嬉しさがより強まります。

会社のいいところは?

まず、先輩の誰もが仕事をきっちり分かりやすく教えてくれるところです。

さらに、どんなにプライベートでせっかちな人がいても、仕事の時はきちんと切り替えて丁寧な仕上げをするように、現場に入ったら職人としてのスイッチがちゃんと入るところです。

何より、職人一人一人が自分の仕事に誇りと自信があるところです。先輩職人たちはいつ見ても左官仕事をしている時に小手の動かし方が綺麗です。それは自分自身が納得できなければお客様も納得する完成度に落とし込めないという意識があるからかも知れません。それは私も同じです。

そういった意識を持った人たちがそろっているからこそ、自分の仕事に誇りと自信を持てる良い循環を生み出していると感じさせられるのがこの会社のいいところだと思います。

将来の夢は?

いつか後輩に左官仕事を1から10まで教えられる存在になることです。今はまだまだ自信を持って教えられるスキルが育ちきっていません。だからこそ、今は着実に腕を磨く時期だと考えています。

具体的に挙げるなら、私は細かいところや狭いところの塗り込みが苦手です。
もちろん得意な人にとっては得意な分野です。私も得意分野の一つに加えていきたいので、専用の道具でどう対処していけば良いかなどの知識や経験をこれからも現場で重ねていきたいです。

また、いずれはリーダーにもなってみたいという思いもあります。しかし、個人的には今はまだそういったことを考える段階ではありません。まずは知識と技術について基本的なところを固めていく段階に思えるからです。左官職人としての技能を見る資格についても自分の強みとして加えていけたらと考えています。そうして、地に足を付けて一歩一歩先を進んでいく先に、さらなる大きな夢を見て行けたら良いです。

弊社の先輩たちはありがたいことに、ベテランと言われる知識や技術の成熟した人たちがそろっています。そして教えてくれる際もとても丁寧で細やかです。私にとっても、誰にとっても、成長する上ではとても良い環境だと思います。良かったらこれを読んで興味を持たれた方も一緒に成長していきませんか。


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