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29歳、入社2年目の社員の視点で語る、池田塗装の魅力

こんにちは、
今回は29歳で入社2年目の縄田の視点で池田塗装の魅力を語ってもらいました。

入社のきっかけ

学生時代は工業高校に通っていましたが、勉強には消極的でした。ただ、自分には片親しかいなかったので、自分の学費のせいで親に負担をかけているのではないかと、少し気になっていました。そこである日、学費を調べたところ、途方もない額であることを知ったのです。それと同時に、金銭の重要性に気付かされました。そして、このままではいけない、何としてでも卒業しよう!と決意をしたわけです。こうして、自分はまず卒業に向けて勉学に励みながら就職活動を始めました。

私は、昔から絵が得意だったので、大型遊園地の特殊塗装やアートを手がける会社にまず入社しました。しかし、職人として成長できる場では無い会社でした。特殊な施工だったため新人には中々施工を任せてもらえませんでした。

自分の技術のレベルを上げたいのに、新人でしかできない決まった仕事を毎日する状況に満足できなくなっていたのです。そこで、塗料の世界でもっと職人として腕を上げたい と思い、外壁塗装に興味を持ち池田塗装を知ったのがきっかけです。

こうして池田塗装に入社して以降は、塗装経験としては2年目ながら、1から徹底的に学びを得ました。本物の職人はこれだ、と思える真髄を池田塗装の現場で目の当たりにしたのもあって、仕事を覚えたいという欲求がより強まったとも言えます。次第に、経験を積めば積むほど、職人自身の腕の良し悪しも分かるようになってきました。塗り方の良いものも仕上がりから理解できるようになりました。塗装には正解がない、だから日々勉強することがあって楽しいと思える今日この頃です。

社長ってどんな人?

社長は真面目できっちりしていますが、優しくて気さくな方です。また、職人たちが良い結果を残せば残すほど、評価をしっかりしてくれる方でもあります。もちろん、うわべだけの評価でなく、見えないところまできっちりしてくれますし、まだまだ未熟だったり、不十分な点があれば指導もそのたびにしてくれます。

プライドを持ったプロという自覚があるなら、それ相応の仕事を確実にこなし、分からないなら満足いくまで教えるからと応援してくれます。社長自身も独立するまでに、職人として納得のいかない仕事を何度も任され、悔しい想いをしたからだという無念があるからかも知れません。ですが社長はそれで泣き寝入りしませんでした。

職人時代の悔しい経験の数々をきっかけに、「こういう塗装業界ではいけない!」と頑張って、自らの行動で示して見せた結果、社長としての今がある印象です。ですから尊敬が尽きません。まだまだエネルギッシュな45歳だなと感じさせられます。

会社の魅力:その1

毎日を通してお客様とコミュニケーションを取れることです。

弊社は主に戸建ての外壁塗装を行います。塗装現場はお客様の生活線上にあります。そのため、施工している間や終わった後など、お客様に声をかける機会があります。そんな中でも、「全ての作業が無事に終わりました」と声をかけた時にお客様からの「きれいにしていただいて、ありがとうございました」という言葉が返ってくるたび、感動があります。

色んな言葉の中からお客様が「ありがとう」を選んでくれたこと、実感を込めて言ってくれたこと、そういった一つ一つが自分の中で響き渡って、こちらこそありがたくて仕方ありません。そんな嬉しくなる気持ちをまた味わいたいと仕事を張り切ると、またお客様が新たな「ありがとう」を返してくれるのです。

仕事へのモチベーションが上がるとても魅力的な時間が味わえます。

会社の魅力:その2

弊社では、必ず施工後にお客様アンケートを実施しています。アンケートは社内に目の届くところに張り出しています。

アンケートだからこそ、お客様の声は正直です。作業内容の細かいところまで丁寧に注目してくれた人の声、手際を褒めてくれた人の声、出来栄えに感動してくれた人の声が届きます。そうした時、身に余る光栄だと思うこともあれば、次はもっと丁寧にやって見せよう、はたまた、もしそこから綺麗に仕上げるならさらにどうすれば良いだろうか、とみるみる次の成長への意欲が湧いてくるのです。

誰かのために自分に何がもっとできるか、考えて実行するたびに、誰かがそれを認めてくれ、それがまた自分の向上心をさらに上げてくれるこの環境は、なかなかやみつきになります。

会社の魅力:その3

社長が現場の苦労を知っていることです。

社長は若いうちに独立しました。今でも言えることですが、若いうちは独立しても信用度がなかったと言います。とあるハウスメーカーから下請けで仕事を貰っていたものの、1棟任されたとして、下請けに渡すのは材料費込みの100万円、工期が延びれば赤字、ハウスメーカーは中塗りと上塗りの材料を一緒にすることで材料費から中抜きをする、その果てにプライドのカケラも無い職人たちによる現場での手抜き工事の頻発、といった苦渋や辛酸を何度もなめて悔しい思いをさせられてきたそうです。

満足のいく仕事とは何か、職人がプライドを持って現場に臨める環境とは何かをとことん追求していくことだと社長は考えています。そして、その考えを社長自らが会社に反映し続け、腐敗を取り除いたから、今があるわけです。こうくるともはやちょっとした現場のヒーローですね。

会社の魅力:その4

現場が変わるたび、自分の知識や技術の実力、成熟度が知れるところです。社長が手抜き工事を許さない、かつ丁寧にやるという信念を掲げているからこそ、現場で働く職人一人一人の気持ちも引き締まります。

例えば、現在の池田塗装は戸建ての外壁塗装をメインとしていますが、防水工事も手掛けています。つまり、主に既存の建物を塗り替えることを我々職人は求められます。

塗装仕事は、本棚などに色の付いたペンキを塗る仕事とは全く違います。住宅の場合、塗料の定着を目的とする下塗りから始まり、色のついた中塗りをし、最後に保護膜となる上塗りを施すという3回の工程が必要となります。しかし、住宅は物件によって材質の種類や状態も異なります。基本的にはそれらに合わせた塗料の目利きを社長自ら行います。しかし、職人たちはそこからさらに、住宅ごとの形状や質感にも注目して、用いる道具や塗り方は何がベストか、考えることも大切な仕事です。

このように、自身の知識や技術を余すことなく発揮できる環境のため、自分の未熟さにその都度、具体的に向き合えます。

会社の魅力:その5

社長をはじめ、職人同士の関係性もよく社内の風通しが良いところです。誰もがフレンドリーな雰囲気をまとっています。

なんといっても社長は、社員ひとりひとりをしっかりと見てくれて、悩んでいることはないか、仕事の調子はどうか、今後の夢や目標は何かと親身になって話を聞いてくれます。

また、現場においても先輩職人がまずはやってみな!と仲間を信じて仕事を任せてくれます。施工の手厚い指導もありながら、施工方法を相談すると、その方法もいいけど、こうしてみたらもっといいと思う!と前向きな提案もしてくれます。

周囲の意見を柔軟に取り入れながら、施工は一人で行います。しかしチームで動いて、お客様のために尽力していきます。その流れで先輩たちだけでなく、お客様も見守ってくれるから、ポジティブな向上心や探究心がぐんぐん育っていくのかもしれません。

今後の目標

建設業の中ではよくある、30歳になったら独立したい、という考えは個人的にありません。

今はとにかく、信頼している71歳の親方についていきたい想いが強いです。
この仕事にはとにかく正解がありません。もちろんそれも大きな魅力の一つ<です。ただ、どんな人でも現場に正解そのものを常に導けることは無いと考えています。だから、出来る限り多くの技術を学び、これが正解!と豪語できる技術にたどり着けるまで生涯現役でありたいです。

また、独立希望がない私を会社に迎え入れてくれた社長に恩返しというかたちで、会社を大きくしていきたいです。私自身は社長を慕っているからこそ、私だけでなく、仲間の誰も彼もが職人としての自分を誇っていける環境を作って行くのが目標です。



【池田塗装ってどんな会社?】

【池田塗装で働きたい!】