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職人歴24年、入社3年目の社員が語る優健工業の面白さ

東京都江戸川区西葛西で一戸建てや店舗、事務所のリフォームからマンションの内装工事、リノベーション事業を手掛けております、優健工業です。
今回は42歳のベテラン社員、桃原から優健工業の面白さや魅力を語ってもらいました。

入社のきっかけ

優健工業に入社したのは3年前くらいです。職人歴は24年ほどですが、優健工業ではまだまだ新人に当たりますね。実は、金城社長とは20代後半にお互いが職人同士だった頃に出会っています。建設業は一つの建物を造り上げて行くのに様々な会社の職人さんが団結していく仕事です。その流れで出会った当時の金城社長はまだ別会社の職人で、同じ現場を担当していました。
当時の職人というのは、他社の職人がどういう動きや施工をするのか、他社よりもいかに早く終わらせられるか、という競争心もあったので自然と他の職人に目が行くんですよ。そういった中で、金城社長は作業が早く、仕上げも綺麗で、全ての仕事に真面目に取り組んでいたので、私の中で一目置く存在でした。その後も何度か同じ現場を担当することがありましたが、そのたびに脱帽させられたものです。しばらくして、とある資格の試験会場で再会を果たした時になります。
金城社長から、仕事を手伝ってほしい、優健工業で働かないかと依頼がありました。個人的にも金城社長にはその頃には確かな信頼感がありました。その上で経営者である社長の想いを聞いて、切実に「この会社から必要とされる人材になりたい」と思いました。そこで入社を決意したのがきっかけです。

まさか自分がこの仕事をするなんて…

私は沖縄県の出身で、親が大工をしていました。それもあって、幼い頃から釘の打ち方を教わったり、家の増築を手伝うなどの機会があったり、建設の世界に触れることが多くありました。その流れで工業高校では建築科を卒業して、それと同時に地元を出て東京で仕事をしようと考えました。そうして上京する際に興味本位で内装工事の会社を選んだところ、採用のご縁を頂いたので、「とりあえずやってみよう」と思い、就職しました。今、振り返ると、ここで建設業の仕事に関わる経験や上京して職人になる選択をする人生を歩んでいなかったら、金城社長に出会う機会自体がありませんでしたね。それどころか、今や優健工業に就職して金城社長と一緒に仕事をしているわけですから、職人時代の自分も、思いもよらなかっただろうと思います。そう考えると、人生何が起こるか分からないですね。

現在、私は、助っ人で職人をすることも多々ありますが、現場を離れ管理業務をメインに仕事をしています。やはりなんといっても、職人時代が一番、この仕事における「モノづくりの醍醐味」を感じられました。何もないまっさらな空間からデザインし、内装を造り上げていくわけです。そこにいろんな職人の技術や想いが込められた末に建物が完成した時には、達成感が計り知れないほど湧き上がります。
一方で、建設業すべてに言えるとは限りませんが、どの仕事にもある程度のやり方や決まりがあります。とは言え、施工においてはこれといった正解が実は無いです。だからこそどの職人も多種多様な技術を持っていて、それぞれの方法でお客様に最善の施工を尽くします。こうして、やり方に正解が無いのが職人仕事にハマる入り口のひとつかもしれませんね。私は24年間、仕事を覚え始めたときから現在に至るまで、この仕事にどんどんハマっていって、面白さを感じ、「もっとこうしたい!」と情熱を持つことで、立場や役職は違っても、この業界で仕事をしていることにやりがいを感じています。

優健工業の会社の雰囲気は?

会社全体や働く人の雰囲気が家族のように温かく、頼もしいです。
金城社長は、若手やベテランに限らず、努力をする人には、仕事を積極的に挑戦させてくれる機会を与えてくれます。その背景には、会社の職人の技術を上げていくということと、弊社は内装工の事業だけにとどまるのではなく、そこからさらにアンテナを伸ばした多能工を目指すという向上心があります。
また、きちんと内装工から派生した多能工として職人が活躍できるように研修制度も充実しています。そして、給与体制や福利厚生をはじめとした企業としての働きやすさもあります。

優健工業の良いところその1

未経験からでも、安心して働けるところです。
未経験どころか、言葉の壁があっても、職人としての適性を芽吹かせるべく、育てるのに適した先輩の元で教え、1グループ単位で一人前の職人を目指して、育てていきます。例えば、実際に弊社ではすでに外国人の研修生が3名いて、カンボジアからの職人歴3年目になる職人がいます。
最も早く一人前になる方法は、まず現場の仕事を実際にやってみることです。先輩も恐れずに仕事を任せます。一方で、先輩のやり方を見せて自身で理解する姿勢も大事です。だからこそ、時にはこうしてみたらどうかといったアドバイスをして、育て上げる環境を大事にしています。
建設業の仕事は、現場で経験を積んでたくさん失敗をして、その経験が職人の技術や人柄がつくられていきます。

優健工業の良いところその2

社長や先輩へ直接自分の考えを言える機会があるところです。研修生や職人の若手は、社長や先輩と月に一度、ミーティングを行う機会があります。そのミーティングは、仕事で分からないことや悩んでいること、困っていることなどを誰でも自由に言っていい場です。会社や現場をより良くするためには、こうして想いを共有する場が必要だと考えています。だからこそ、立場や年齢は一切、関係ありません。些細な事でも、何でもいいので気付いたことを自由に言ってほしい。全員で会社を成長させていこうという団結力が強い仲間が揃っています。

優健工業の良いところその3

利益をしっかり出す構えがあるところです。多くの現場は、お客様からすればなるべく安く済ませたい、職人からすれば仕事はしっかりしたいが対価は欲しい、という考えの板挟みにあります。だからこそ、1〜10までお互い納得のいく見積もり請求を出して利益を残す交渉を会社が怠りません。
また、職人としても丁寧で熱意ある仕事がひいては材料代を必要以上に出さない一番の近道と言えます。だからこそ、職長による細かい現場管理をはじめ、職人たちの真摯な姿勢が現場でより輝くというわけです。そういった一致団結する社風も最終的に利益につながっていると考えます。

桃原から見た会社への想い

私は社長の想いを自分なりに理解して、日々やりがいを持ちながら会社を盛り上げていきたいという想いが常にあります。そのため、まずは今担当している仕事を完璧にこなして、今後、現場の規模の拡大をしていきたいと思っています。それだけでなく、社長や仲間から絶大な信頼を置いてほしい、「桃原なら任せられる!」というまでに成長をしたいですし、優健工業という会社から必要とされる存在でありたいと強く想います。そうなるには、今の自分にできることはなにか、ということを常に模索し行動をしています。少しでも会社に貢献できるように、掃除や倉庫整備を率先して勤めています。なぜそこまで頑張れるのかと考えた時、この会社は社長の想いが社員や現場に浸透していますし、それだけでなく、企業の在り方としても給与体制や福利厚生といった環境が整っていると思うからです。24年も職人をしてきて、本当に良い会社だとつくづく感じています。
私は、真面目で何事にも挑戦する意欲のある方に是非、弊社の仲間に加わってほしいと思っています。共に楽しい職人人生を歩みましょう!