後輩に誘われてタカイチに入社しましたが、正直自分が一つの仕事をこんなに長く続けるとは思っていませんでした。それだけ防水はやりがいがあるということですが、それにも増して社長の人柄に惹かれているから居続けているのだと思います。

社長はなかなかいないタイプだと思いますよ。まず、自分が人生を楽しんでいる(笑)
趣味もあって自然体で、本当に一緒にいて気持ちがいいです。上からの押し付けもなく、職人目線で考えてくれるし、やりたいことも尊重してくれる。かといって何でもありというわけではなく締めるところはちゃんと締めてますよ。あめとむちの使い分けが上手いですね。

防水という仕事に関しては、思ってた以上に奥が深くて工夫のしがいがあります。タカイチにいる職人もそれぞれにやり方が違って、みんな自分のスタイルを確立している。人のやり方から学んだり、自分でいろいろ試して新しいやり方を発見したりと、毎日の成長を感じられて楽しいですよ。そして技術的なことだけではなく予算管理や現場管理のスキルも身に付くので、独立が夢ではなく現実的な目標になっています。もちろん自分も近い将来には独立することを考えています。

会社の雰囲気も本当に良くて、月に一回はみんなで飲みに行くのですが、それとは別にしょっちゅうそれぞれ勝手に飲みに行ったりしてますね。愚痴をいうとかではなく、ひたすら楽しい飲み会です。一緒に笑って楽しい時間を過ごすって単純にいいですよね。このような会社なので長くいたいという気持ちもありますが、独立して立派にやっている姿を見せることが社長への恩返しなのかなとも思います。とにかく、その人がどうしたいかのかを尊重してくれるので、自分で最良の道を見つけることが一番ですね。

会社の理念やビジョンに関しては声高に言えるようなことはないんですよ。タカイチは職人の個性を尊重していて、それぞれ本当に一流の仕事をするし、彼らが現場の先々で高い評価をもらっているから会社は存続している。そしてその良さは人によって違うので、会社としての方向性を擦り合わせる必要もないのかなって思う。

キャリアステップとか目標って最初にこちらが用意するのではなく、一人一人が仕事をしながら見つけていくんじゃないかな。防水からキャリアが始まっても内装に興味が向いたらそっちに行ってもいい。手を動かすよりも管理の方が面白いと思ったら、現場管理を目指せばいい。これがいやになって他に行くということではなく、前進して納得しながらの方向転換は歓迎すべきことだよね。可能性はどんどん試した方がいい。

タカイチでは防水工事以外にも、リフォーム工事や修繕工事、それから規模の大きい橋脚工事まで多様な現場を請け負っているから、自分を試す場所は豊富にあると思うよ。ただ、何をやるにしても一つの技術を身に付けるにはそれなりの年月がかかる。いろいろ活躍の場はあるけれど、手ごたえを掴むまでは一ヵ所に固執するのがいいんじゃないかな。やる気があって独立心が強い人は大歓迎だよ!