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左官の魅力は世代も超える。若手の視点とベテランの視点で語る左官とは?

こんにちは、神奈川県横浜市を拠点に左官工事を請け負う共新工業です。

今回は立場も年齢も違う若手職人とベテラン職人が、それぞれの視点で共新工業の魅力について語ってくれました。全く違う部分があったり意外な共通点があったりと、発見の多いお二人の比較インタビューとなりました!

若手からみた左官の魅力とは?

自分の腕が仕上がりにダイレクトに反映されることですね。共新工業では塗装やタイルの下地としての左官から仕上げとしての左官まで幅広く施工していますが、自分は仕上げとしての左官が特に面白いと感じています。コテひとつで表現できる質感は唯一無二です。まさに職人の仕事ですね。お客様から「こんなの初めて見た!すごい!」と言われたら最高ですね。

ベテランからみた左官の魅力とは?

圧倒的な芸術性です。左官は材料も工法も奥深くパターンも無限にあるので、左官職人は一生をかけて追求できる仕事だと思っています。漆喰など昔からある伝統工法も素晴らしいのですが、最近はお客様の求めるものが多様化しているので、こちらも常にアンテナを貼って斬新な左官の仕上がりを提案できるように勉強しています。街を歩いていて気になる左官の外壁を見かけたら「どんな材料でどんな工法でやったんだろう」と近くで見て考察しますね。そしてやがて「この仕上がりにするためには自分ならこうするな。こうした方がもっと良くできるな」と気づきます。興味、好奇心、そして探究心。これらの全てが左官には必要なのです。左官の魅力とはいくら追求してもまだまだ先があるという奥深さかもしれません。

若手からみた共新工業の魅力とは?

「仕事に対する姿勢」と「指導の手厚さ」にあると思います。左官は一見シンプルな仕事に見えるかもしれませんが、実はものすごく神経を使う繊細な手仕事です。コテひとつで勝負するので、ちょっとした力加減が仕上がりに大きく影響します。だからどんなに熟練のベテランでも気持ちを整えて、心の準備をしっかりして現場に入っていますね。そのような先輩の様子を目の当たりにすると自然とこちらも背筋が伸びます。屋外の作業なので、暑い日はどうしてもだらけてしまいますし、寒い日は動きが鈍くなります。しかし、決して環境のせいにはせずに、常に丁寧に実直に仕事に向かっているのが共新工業の職人だと思います。

そして、教育の手厚さにも共新工業らしさが出ていると思います。自分は高校卒業後の未経験でこの世界に入ったのですが、最初の不安が吹き飛ぶくらいあまりにも親切丁寧に指導してくれるので、逆に何も知らずに入ったことによって一から教えてもらえてラッキーだなと思いました。

具体的には先輩たちが一連の動きを手本として実演してくれます。その時に道具の名前や養生の貼り方、材料の練り方など基礎的なことも教えてもらいます。一通りの知識が身についたらいよいよ塗る作業=左官に入ります。

左官は難しい技術です。コテを意のままに操り、頭で考えたイメージをコテで再現できるようになるまで3年〜5年かかると言われているくらいデリケートな作業です。当然最初はうまく行きません。何度も失敗を繰り返しながら少しずつ上達していくものです。この時、共新工業の先輩職人は誰一人として決して怒ったりしません。みんな自分も最初は初心者だったと知っているからこそ、焦らず丁寧に併走してくれるのです。

そして現場に出ても先輩が一緒に動いてくれるので、次に何をやるべきかがわかり全体の流れをつかみながら仕事のプロセスを学ぶことができます。知識の獲得と経験による学び、その両方がバランスよく行われている教育体制だと感じています。

ベテランからみた共新工業の魅力とは?

30年以上もの間、職人として共新工業で働いていますが皆一様に左官愛が強いところが魅力ですね。社長はもちろん若手職人まで左官の魅力を熟知し、毎日愚直に技術を磨いています。自分たちの仕事を自分たちが誰よりも気に入っているということが、お客様に対して最高のものを提供したいという気概にも繋がっているのではないでしょうか。

仕事では自分に厳しく、そしてプライベートでは思いっきり人生を謳歌している。そのような仲間が多くいることが共新工業の良さの一つですね。

共新工業の指導方法を教えてください!

未経験者の場合には、左官という仕事がそもそもどういった仕事なのか、どんな道具でどんな手順で施工をするのかなど、基本的なところを一から教えます。弊社には自社研修施設があり、1ヶ月間集中して学ぶことができるという贅沢な教育です。

そして研修から戻ったら、先輩の左官職人たちと共に行動しながら実際の工程を順序立てて覚えて行きます。研修施設で基礎的な部分は習得しているので、現場での演習は驚くほどスムーズに進むかと思います。さらに現場から会社に帰ってきた後もその日の反省や振り返りをすぐに行い、覚えたことをしっかりと定着させていきます。一人前になっても施工方法の提案や意見交換を日常的に行っているので、左官職人としての学びが終わることはありません。いつまでも成長できる教育体制は共新工業の良さではないでしょうか。

どんな人を求めていますか?

左官はコテ一つで多様な表現ができる芸術性の高い技術です。左官職人は一つの目標に向かって技術を極めているのではなく、それぞれが自分で設定した目標に向かって自分の納得のために弛まぬ努力をしているのです。このような意味で、左官職人として私たちが共に仕事をしたいと思うのは「我を忘れて何かに熱中できる人」「地道に努力することを厭わない人」と言えます。

しかし左官は純粋芸術ではありません。このようにひたむきに技術を追求する姿勢を持ちつつも、お客様が求めている仕上がりをイメージし再現するという姿勢も持ち合わせていることも重要です。左官は自己表現ではないのです。お客様の気持ちを汲み、求めている表現を想像して歩み寄る。これら「思いやり」と「想像力」を持ち合わせていることも、共新工業の左官職人としての要素と言えます。

手に職をつけたい、そして創造性も発揮したい!そのような方に共新工業はぴったりな会社です。興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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