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社長も自分も元美容師!異色の経歴がタッグを組んで防水を極める!

千葉から首都圏まで、シーリング工事で屋根や外壁を守る防水のプロ集団「帝成ライズ」です。今回も弊社のホープ、前田の登場となりました!弊社のおしゃれ番長でありながら会社を支えるや屋台骨の彼が、あらためて帝成ライズの魅力について内側から語りました。

美容師から防水職人への転身で戸惑いませんでしたか?

美容師の仕事自体はやりがいがありましたし、続けていれば仕事を極めることはできたと思います。しかしお給料の面で将来的に不安があり、それが転職を考えるきっかけとなりました。美容師をやっていたくらいなので手仕事は好きで、できれば一生続けられる職人の仕事をやろうと色々探してみましたがどれもあまりピンときませんでした。しかし防水工事は“シーリング”という細かい手作業がメインなので「これだ!」と思いましたね。美容師としてのスキルにも通じる部分があるのではないかと直感したので、防水業への転身は自分の中では180度の変化というほどではなかったです。

実際に美容師時代に培った様々な感覚が防水工事でも生かされました。養生テープを貼る時の細かな作業、カットするときの寸法の微調整、シーリング作業の力の入れ具合などは、まさに数ミリを扱う世界です。髪をカットする時の感覚ですよね。ちょっとの違いで全体の印象が大きく変わるので、これらは確実に共通する部分ですね。

帝成エンタープライズ(帝成ライズの親会社)から帝成ライズに移った経緯は?

自分はもともと帝成ライズの親会社である帝成エンタープライズの社員でした。長くお世話になり経験も積んでいたので独立という選択肢もありましたが、それを選ばず帝成ライズの社員になろうと思ったのは社長である五十嵐と共に仕事をしたかったからです。偶然にも五十嵐も元美容師で、二人は感性が似ている部分もあります。一緒にやればきっと視野も広がり仕事の可能性は広がると思ったので、帝成ライズでリスタートする道を選びました。

他社には絶対に負けないと思う帝成ライズの仕事は何ですか?

元美容師が2人もいるので、何と言っても“綺麗さ”でしょう。これだけは絶対に負けていません。仕上がりのクオリティの高さは半端ないと思いますよ(笑)

シーリングって上に塗装をするので隠れてしまうんですよね。「どうせ見えないからいいや」と思って適当に処理してしまう職人も中にはいますが、自分たちにとってはあり得ないことです。それは手抜きでありお客様に対する態度として失礼に当たると思います。塗装は下地で決まるといいますが、シーリング部分もすごく影響するんですよ。そこが綺麗に仕上がってないと塗装がうまくのりません。防水工事は段取りや養生から始まっているので、それらも含めて一つ一つのプロセスを丁寧にこなしていくことが、いわゆる“綺麗さ”に繋がるのです。どんな些細なことでも妥協をしないのが帝成ライズのやり方ですね。

五十嵐社長のお客様対応から学ぶことは?

ずばり全部です!私は美容師をやっていたにも関わらず、人との会話はあまり得意ではありません。しかし五十嵐は美容師以外にアパレル業界にもいたので説明の仕方が本当にうまいです。お客様には当然のことですが防水の知識はありませんよね。しかし社長はわかりやすい言葉で相手の目線に合わせて話をしています。

そんな社長の様子を間近に見て私も勉強させてもらっています。ちょっとした言い回し、安心感を与える話し方、そして時々交えるユーモアなど本当に参考になりますよ。それら全てが自然体なので、きっとお客様と対話をすることが心から好きなんだなと思います。自分も見習いたいですね。

施工中に気をつけていることは何かありますか?

ミスをしないことと原状回復の徹底ですね。施工のミスは材料費と人件費の無駄になり、それらはこちらの負担として何とかフォローできるのですが、何よりも工期が延びることでお客様に直接的に迷惑がかかります。一つのミスが方々に迷惑をかけるので、どんな仕事でも細心の注意を払って行うようにしています。

原状回復の徹底についても同じです。ちょっとした傷でも完璧に補修をしますし、万が一何かを破損してしまった場合には可能な限り同じものを探して取り替えていますね。「いいよいいよ」と言ってくれるお客様もいますが、そのような好意に甘えることなくきちんと弁償をしています。

お客様へわかりやすく説明するために会社で行なっている取り組みはありますか?

ビジュアルで見せることですね。施工前の写真と施工後の写真は必ず撮って提出書類に添付しますし、途中の進捗も可能な限り記録に残しています。防水工事の施工後に「このようにやりました」と見せても、元々の状態を知らないとどこをどうやったかわからないですし、最悪クレームにも繋がってしまいます。職人とお客様の認識の違いをなくしトラブルを回避するという意味でも、記録をしっかりとって逐一共有するようにしています。

キャリアステップがあることが成長にどのように影響しますか?

帝成ライズのキャリアステップははっきりしています。まずは『専門用語や物の名前を覚える』、それから『現場の流れを掴む』。そこからさらに『次の作業を理解する』ようになり、最後に『一人で現場に出られる』ようになれば一人前です。その先は『人の管理、お金の管理』もあり、ここまでくれば役員ということになります。

このように明確なキャリアステップがあることによって「自分が今どこにいるのか」そして「次は何を目指せば良いのか」がはっきりとわかり、横道それずにまっすぐに目標に向かうことができます。本来であれば見習い時期の職人は目の前のことをやるのに精一杯になりがちですが、自分の現在地を正しく捉えることで未来が描きやすくなりますね。

今後、挑戦したいことは何ですか?

帝成ライズとしての歴史はまだ浅いですが、防水とシーリング工事から派生してゆくゆくは塗装工事、そして足場工事までできる会社にしたいですね。外壁の修繕を丸ごと請け負うことが目標です。シーリングの技術ではどこにも負けていないので、そこは守りつつもどんどん仕事の範囲を広げていきたいと思っています。

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【帝成ライズってどんな会社?】

【帝成ライズで働きたい!】