匠のとびらは研修で技術が学べる企業のみ掲載している求人サイトです。

優しく、時に厳しく社長を支える小石川建装のナンバー2、進藤に話を聞いてみた!

宮城県仙台市を拠点に活動する小石川建装です。塗装、防水工事を中心に建物の外回りの困
りごとには広く対応している地域密着型の会社です。

今回は社長の右腕、進藤の登場です。小石川建装歴なんとの12年。小石川建装がまだ個人事業として活動していた頃から社長を支え、会社を共に牽引してきました。会社に対する思いや今後のビジョンなどを率直に語ってもらいました!

―12年目とは長いですね!どのような経緯で小石川建装に入ったのですか?

実は私の兄の友人が小石川社長だったのです。だから先輩後輩みたいな関係ですね。もともと建築関係には興味があったのでお世話になることにしました。縁ですよね。小石川建装は塗装が専門なので塗装工としてスタートしましたが、それから12年も続けているので合ってたんでしょうね。

―12年の歳月の中で会社はどのように変わってきました?社長も変わりましたか?

小石川建装は最初個人事業としてやっていて、7年前に法人化しました。取引金額が大きくなってきたことと、職人に対しても安心できる環境を用意したかったようで、社長が会社にすることの必然を感じてそうしました。社長は働く環境を良くしていくことに熱心で、会社にしてからも外国の方や遠方の方でも就職できるように寮を完備したり、資格取得の費用を全面サポートしたりと手厚く社員をサポートしています。

社長としては、そうですね…柔軟になったかもしれないですね。社員の気持ちをすごく考え、人の意見にも耳を傾けるようになりましたね。自分とぶつかることもありますが、それもお互い会社を良くしていこうという共通の認識があるので、言い合える関係というのは良いことだと思いますよ。

―12年の歳月の中で、自分が“成長した!”と感じた瞬間はありましたか?

仕上がりのキレイさとかクオリティの高さとかの話ではないのですが、壁を見て、その“わけ”がわかった時ですね。

塗装の世界に入って最初の3年は、正直言って先輩の言うことが良く理解できていなかったと思います。言っていることの意味がわからないということではなく、腑に落ちないというか…。こうやってやるんだよと言われても、ピンとこなかった部分もあると思います。でも、ある時霧が晴れたみたいにパァーっと理解できて、その瞬間は成長を感じましたね。今では、例えば仕上がった壁などを見ると「これはこうやって塗ったんだ」ってわかりますし、これから施工する場所に関しても「こういうやり方で塗っていけばいいんだ」って見通しもたちます。壁をみて“わけ”がわかるとでも言えばいいんでしょうかね。

仕上がりを評価するのはお客様なので、自分で「上手くいった!」とはあまり言えないのですが、壁をみていろいろなことがわかるというのは成長だと思います。

今、会社として取り組んでいることや課題などありますか?

社内制度を整えることは去年から本格的に取り組んでいますね。会社としてのあり方を考えるような勉強会も定期的に開催しています。この時は社内で完結させずに、社外から人を呼んでやってますね。また、ステップアップの道のりもかなり明確にしていますよ。これができたらお給料がこれだけあがるぞ!という目標があれば頑張りも変わると思うので。

この社内制度の整備は課題にも繋がっているのですが、今現在小石川建装にいる社員は良くも悪くもみんなベテランで、やりやすさはあるのですが「新しく人が欲しい!」という状況でもあります。仕事は安定してありますし研修施設など指導体制は十分にあるのですが、なかなか門戸を叩いてくれる人がいないのです。建設業界全般に言えることですが、まだまだ入りにくいイメージがあるのかもしれないですね。しかし実際にはそんなことはないですよ!特に塗装に関しては力仕事でもないですし、それこそ女性でも十分可能な仕事だと思います。是非、少しでも興味があれば気軽に応募してほしいですね。

―個人的にこれから挑戦していきたいことはありますか?

個人的には内装左官に興味があります。小石川建装は外装が中心ですが、建築内部の施工もやっていきたいというのがあり、素材として珪藻土に魅力を感じています。自然素材で近年注目を集めていて質感も独特なんですよ。

左官は塗装とはまた違った技術ですが、今後会社として内装の方もできるようにしていきたいですね。

―この仕事の一番のやりがいは何ですか?

シンプルにお客さんが喜んでくれることは嬉しいですね。最近はリフォームの需要が中心で古くなった外壁を塗り直すことが多いのですが、外壁がキレイになると本当に家が見違えるようになりお客様がびっくりします。家の見た目がキレイだと、気持ちも明るくなりますよね。その後の生活にも影響すると思うと外壁は重要な役割ですよね。塗装は材料もどんどん進化しているので、素材や工法を見極めお客様の満足を追求していくことはやりがいがありますよ。

―小石川建装はどんな会社ですか?

とても開かれていて、誰もが平等に意見を言い合える環境だと思います。ベテランの職人もいますが、みんな柔軟に新しい考えを取り入れてくれるので威圧的なところは全くないですね。社長も常に会社をより良くしようと考えていますし、それを独りよがりではなくみんなで一緒に考えようという姿勢なので距離は近いと思います。

また、未経験で入っても確実に成長できると思います。研修施設で基礎的なことを学んだ後に現場デビューするわけですが、自分たちのことを言うのも照れ臭いですがみんな新人の指導に対しては手厚く丁寧に教えるので贅沢な環境だと思いますよ。今いるベテラン職人はそれぞれにスキルが違うので盗める技もたくさんあります。学ぶ側は欲張ってどんどん私たちから技を盗んで欲しいですね。